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手紙で読む千利休の生涯
熊倉功夫(林原美術館館長)・筒井紘一(裏千家今日庵文庫長)/監修

手紙で読む千利休の生涯
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屈指の名宝十二通を、原寸大で初めて完全復刻!さらに、すべてを網羅する画期的な解説書・古文書ガイド付き!

体裁:横65cm×縦45cm×高さ3cm
定価:60,000円+税
発行:同朋舎メディアプラン
発売:TOブックス
発売中!
ISBN:978-4-86236-020-5
パンフレット(注文書)ダウンロード

千利休自筆書状を原寸大で初めて完全復刻!「手紙で読む千利休の生涯」

作品詳細 Detail

【セールスポイント】

1. 屈指の名宝十二通を、原寸大で初めて完全復刻!
その昔、茶の湯の神髄を得るべく、弟子たちが仰ぎ見たであろう宗匠の消息。これら秘蔵の自筆書状は、千利休から真のもてなしの心を直に聞くことができる、唯一無二の肉声といえます。今回各所蔵元より特別許可を頂き、茶の湯の交友や人生の岐路という、重要な局面でしたためた千利休自筆書状十二通を厳選し、美術品制作の方式により本物同様の筆致と古びをそのままに復元致しました。

2. すべてを網羅する画期的な解説書・古文書ガイド付き!
古文書の読み方から茶の湯の原点まで網羅する解説により、千利休の肉声が聞こえてくるかのような、臨場感にあふれる墨跡集成の解説書に加え、影印の脇に活字を添え、語句説明も充実、古文書としての読み方の基本など必須知識を網羅した「古文書ガイド」付。

3. 茶を習う人なら、一度は読んでおきたい書状を筆致、古色、質感まで鮮やかに活写!
特漉鳥子和紙に美術復刻本多色刷で原寸大に複製された利休の消息は、学校茶道のテキストとしても最適。額装して稽古場の部屋荘りにしてもよし、弟子指導のための教材としても使用できます。

4. 現代最高技術で復元・格調高い化粧仕様
初めての復刻に相応しい、千利休好みになぞらえた豪華装幀にてお届け致します。

【仕様】

下記を化粧仕様畳紙に包装。※横65cm×縦45cm×高さ3cm

1. 手紙:12通(原寸大・特漉鳥子和紙に美術復刻本多色刷)
屈指の名宝十二通を、原寸大で初めて完全復刻!

(1)手桶の文ー喜三宛 表千家不審菴蔵
(1)手桶の文ー喜三宛 表千家不審菴蔵

(2)密庵墨蹟添状ー瓢庵宛 大徳寺龍光院蔵
(2)密庵墨蹟添状ー瓢庵宛 大徳寺龍光院蔵

(3)大徳寺門前の文ー平野勘兵衛尉宛 大阪城天守閣蔵
(3)大徳寺門前の文ー平野勘兵衛尉宛 大阪城天守閣蔵

(4)新茶受取りの文ー上林掃部宛 個人蔵
(4)新茶受取りの文ー上林掃部宛 個人蔵

(5)山里お成の文ー宛名欠 林原美術館蔵
(5)山里お成の文ー宛名欠 林原美術館蔵

(6)大仏普請の文ー伊勢侍従宛 大阪城天守閣蔵
(6)大仏普請の文ー伊勢侍従宛 大阪城天守閣蔵

(7)永代供養の文ー聚光院宛 大徳寺聚光院蔵
(7)永代供養の文ー聚光院宛 大徳寺聚光院蔵

(8)山門普請の文ー有中宛 裏千家今日庵蔵
(8)山門普請の文ー有中宛 裏千家今日庵蔵

(9)武蔵鐙の文ー古田織部宛 東京国立博物館蔵
(9)武蔵鐙の文ー古田織部宛 東京国立博物館蔵

(10)三斎、織部見送りの礼状ー松井佐渡守宛 松井文庫蔵
(10)三斎、織部見送りの礼状ー松井佐渡守宛 松井文庫蔵

(11)蟄居見舞への返書(利休最後の手紙)ー芝監物宛 個人蔵
(11)蟄居見舞への返書(利休最後の手紙)ー芝監物宛 個人蔵

(12)財産処分状ー道安一族宛 個人蔵
(12)財産処分状ー道安一族宛 個人蔵

2. 解説書:和綴冊子1冊(B5判114ページ)
3. 別刷「古文書ガイド」12枚

【監修にあたって】

熊倉功夫(林原美術館館長)「千利休にまみえる素晴らしい体験」
千利休が天下の宗匠として登場してから、四二五年の歳月が経過しています。しかし、利休は単なる過去の偉人ではありません。今この時代に生きているのです。

茶の湯という日本独自の文化は、過去と今を直に結びつけてくれます。茶会に行くと、利休が口をつけた茶碗が登場します。床の間には、利休自身が書いた筆跡を直に見ることができます。手を伸ばせば届くところに、千利休が坐っているのです。こんな素晴らしい体験ができる。それが茶の湯の楽しみといえましょう。

しかし利休の道具も墨跡も非常に貴重なものですから、実際にまみえるチャンスは稀です。できれば、親しく利休の書を見ることが誰でも可能な方法はないか、ということで、今回の企画が誕生しました。利休の七十年の人生の中で、その時代時代にどのような筆跡を残し、どのような思いを茶の湯に託したのかをうかがわせる十二通の書状を厳選しました。どなたにもその文面が読めるように古文書の解説を加え、時代背景を解き明かす詳しい解説を付しました。一通一通を熟読することで、利休の肉声にふれ、利休の茶にふれることができると思います。

床の間に掛けて茶を喫するのもよし、またお仲間で一緒に読み上げてもよし、これを機会に、利休に一歩でも近づいて茶の心を学んでいただければ、監修者としてこれに勝る喜びはありません。

筒井紘一(裏千家今日庵文庫長)「茶道を学ぶ、最上のテキスト」
わび草庵の茶を大成した利休の生涯は、これまでに多くの書籍が出版されています。その上にまた屋上屋を架すのかと思われる方があるかもしれない。しかしながら、この出版は一味違った利休生涯の書になったと思っている。その違いの第一は、十二通の利休消息を取り上げて生涯を追った点である。その第二は、利休の生涯のエポックとなるべき十二の時期が特筆されていることである。

利休はその生涯の間に、わび茶の世界に沢山の新しい風を送り込んできた。それが現在まで残されている多くの好み道具である。利休自身が自らの茶の境涯を書き残したものは全くないのだから、唯一利休の言葉を聴くことができるものは消息である。数百通に上る手紙の中から選ばれた十二通を一覧しただけでも、手桶の水指を製作させる上での寸法や形の注文、竹花入の発想についての織部への通信など、利休の好み道具を考えていく上で見逃すことの出来ない重要な視座を伝えてくれる。

原寸大に複製された利休の消息は、学校茶道のテキストとしては最適のものであるし、額装して稽古場の部屋荘りにしてもよし、弟子指導のための教材にされてもよいのではないでしょうか。その際、師匠方の指導のための丁寧な副本も用意しておりますので、便利にご利用して頂ければと思っています。

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