本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~

香月美夜×白浜鴎 スペシャル対談

SNS上でそれぞれの作品を好きだと公言する二人の対談が実現! 3月10日発売「本好きの下剋上 第五部 女神の化身1」限定版に同梱のOVAブックレットでの掲載に先駆けて、対談の一部と未収録部分を掲載です!(2020年1月某日収録)

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【第5回】創作の日々

白浜 気分が乗らない時とかはないですか?

香月 あるっちゃある気もするけど、書かないほうが落ち着かないかな。体調悪い時は諦めるけど。

白浜 休んで下さい(苦笑)。

香月 白浜さんはどうですか?

白浜 私は原稿が完成すると、遊んじゃいます。よし、犬と散歩だ!みたいに(笑)。もう仕事を始めないとまずいってタイミングまで何もしません。

香月 (笑)。

白浜 ずっと脳内で寝かせる時間が必要なんです。一週間くらい映像で練る感じ。ネーム作業前に、その映像を何度も繰り返して覚えるんです。覚えたものを一気に描き始めます。あれ、思い出せない! って時もありますが(苦笑)。

——お互いのファンへ一言

香月 『とんがり』のファンって、「仲間」ですよね。私はもう与えて頂いているものを有り難く頂戴している感じなんです(笑)。ずっと読んでいきたいので、これからも一緒に応援しましょう、と。

白浜 私は『本好き』ファンの方に、「出会わせてくれてありがとうございました」という気持ちです。皆さんの応援で作品が盛り上がり、私もこうして出会うことができました。こんなに夢中になって本を読んだのは大人になって久しぶりだなぁと感じたんです。子供の頃に戻ったみたいな、こういう時期ってあったよなぁって思い出しました。

香月 すごい……ありがとうございます。

白浜 大人になると、仕事を忘れて本を読みふけるとかできないじゃないですか? そういう体験をさせて頂けて嬉しかったです。これから読む方には、ここは深い沼なので、読み始めちゃったら腹を括るしかないですと言っておきたい。

香月 (笑)。

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