100人
火炎魔法は百人にひとりの割合だが、温度を上げるよりも下げるほうが難しいため、氷結魔法は千人にひとりの割合でしか使えない。
魔導書
魔導書はガイドブックになっていて知らない魔法をサポートしてくれ、魔導書に直接魔法をかけるとサポートを得られやすい。
1年
魔法を完全に覚えるには普通1年かかるが、リアムはわずか1ヵ月で覚えた。
同時に魔法を使う
全部をまとめてやればそのぶん時間が短縮できるが、同時に違う魔法を使うのは百万人にひとりレベルの「秘宝」とも呼べるテクニックである。
素数
たとえ5つ同時ができるようになっても4つ同時はできない。多少の成長は下の数字にあわせられてしまうため、13も14も15も16も同じく13になる。
詠唱
詠唱すると一時的に放出する魔力の上限を上げられる。詠唱は自分の「魂を揺さぶる」ために、自分の心により響く言葉がいい。リアムの詠唱は、リアムが敬愛してやまない憧れの歌姫の名前である。
スピードスター
ジョディはけがを治す効果のある料理が作れるようになった。また、使い魔契約をすると、スキルを使いこなせるようにその人の肉体がベストな状態になる。
ヒタキ
ジョディの目に強化魔法をかけた。攻撃力をあげる事もできるが体に相応の負担がかかるため、物理攻撃タイプにはおすすめされない。
エルフ
名付けには自然と魔力が込められるため、契約魔法とともに名前を持たぬものに名付けを行ったら魔力が共鳴して通常以上の効果が生まれる。
フレイムカッター
左手にファイヤーボール、3つ目にホットフロアを使い成功したが、同時に魔法を発動するとそれぞれの魔法に2倍近くの魔力を消費するため、起動するだけで終わってしまった。
ウィプス
下級精霊は契約魔法で中級精霊に進化し、中級精霊の召喚魔法を覚えていなくてもマジックペディアに中級精霊の召喚魔法の知識を宿すことができる。
ナターシャ
エルフの見た目は人間そっくりで、言葉が話せて生態も違うが、寿命が決定的に違い、生涯にわたって若さを保ち容姿が美しいため、多くの人間にとって幻で憧れの種族である。
没落予定の貴族だけど、
暇だったから魔法を極めてみた
三木なずな(著)/かぼちゃ(イラスト)
晩酌を楽しんでいた男は、気づけば子供の肉体に乗り移っていた。異世界の貴族の五男、リアムとして。
いきなりのことでパニックになるも、彼はずっと魔法に憧れていたこともあり、働く必要もないので、魔法を練習する気楽な日々をおくることに。すると魔法の才能があったらしく、属性魔法の習得はもとより精霊を召喚したり、強力な使い魔を得たり、アイテムボックスの異空間に家を建築したりなどなど、どんなに難しい魔法もマスターしていく。
没落予定だった実家からの独立を目指して冒険者になった彼は、いつのまにか世界屈指の魔術師どころか、より位の高い大貴族に成り上がっていくのだった。最強貴族による自由気ままな魔法ファンタジー!