９月某日、ティアムーン帝国物語のドラマＣＤ収録の見学をさせていただきました。
コロナ禍ということで、オンラインでのことでした。ちょっぴり残念。
とはいえ、自分の部屋でリラックスして……というか、ぶっちゃけファンとして、見学できれば、気楽でいいかも？　などと油断していた作者に……唐突に質問が飛んできました。
「この辛い食べ物って、どんな感じのものですか？」と。
「……いやー、わからないっす」
などと答えたくなる適当な私ですが、さすがにそんなことは言えず、アワアワしてしまいました。油断禁物です。
それ以降も相次ぐ質問。さらに、音響監督の方と声優さんたちとの鋭いやり取り。
圧倒されつつも、私は、すとんと腑に落ちました。
なるほど、声優という仕事は、やはり「役者」なのだ、と。
いや、知ってはいたのですが、徹底的に想像を膨らませて演じようという熱量と、燃え上がる職人魂に圧倒されるばかりでした。
なんか、読みにくいセリフだったり、名前だったり、ふわっとしたイメージしかなくって、ごめんなさい、とついつい謝りたくなる作者なのでした。

ということで、そんな皆さんの職人魂の塊であるドラマＣＤ「ティアムーン帝国物語」お楽しみいただければ幸いです。
私も、演者のみなさまに負けないように頑張ろう……うん。