TOブックス RECRUTING

INTERVIEW 01

作品が読者の心に届いた時の喜びは、
何ものにも
代えがたいものがあります

出版部・書籍編集グループ　副編集長

編集 M.F

現在の仕事内容

現在の主業務は「小説家になろう」発を主軸にしたライトノベルの書籍化編集作業、文庫書き下ろし企画の立案書籍化。他には、コミカライズ、舞台化、オーディオブック化、翻訳化、グッズ化などのメディアミックスの原作窓口業務など。個人的な嗜好にささる作品、多くの人に読んでもらえそうな作品、コアなファンの方がいる作品など、様々な角度から才能、企画を探し、著者さんとお話をし、原稿をやり取りして小説の精度を上げていきます。物語の核となるテーマや作品の売りを定め、それを打ち出せるイラストレーターさんやデザイナーさんにお声がけ。同時に書籍パッケージのテキストを作成し、一冊の書籍にしていきます。担当している多くがファンタジー小説ですので、今後の展開についてプロットを著者さんと詰めたり、販促用の短編をご執筆いただいたり、シリーズ化していくにあたってのプランを立てていきます。

主な担当作品

  • 小説

    ティアムーン帝国物語～断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー～

  • 小説

    白豚貴族ですが前世の記憶が生えたのでひよこな弟育てます

  • 小説

    出来損ないと呼ばれた元英雄は、実家から追放されたので好き勝手に生きることにした

  • 小説

    断罪された悪役令嬢は、逆行して完璧な悪女を目指す

  • 小説

    薬の魔物の解雇理由

仕事の楽しい・面白いところ、一番嬉しかったこと

「面白い物語に出会うこと」「それを自分とは違う人たちに届けること」が仕事だなんて、奇跡だなと思います。勿論、そもそもそんな物語に出会えるかは分からないし、出会えたとして読者が望むような形にできるかは、やってみなければ分かりません。何の確約もなく、日々作品・才能を探し、出会った後もその後の半年・一年、あるいは数年をかけて、その1冊を読者に届けるために、ただただ信じて愚直に働く日々です。

でもだからこそ、心を揺さぶる作品に出会えた時、想像していないような作品が生まれた時、それらが、読者の心に届いた時の喜びは、何ものにも代えがたいものがあります。とかく、絶望と興奮の繰り返しなので、日々心が忙しいです。原稿の内容に感動して、よくPCの前で泣いています。

Q&AM.Fさんへの一問一答

これからの目標は？

物語の灯を絶やさず、バトンを引き継いでいくこと。睡眠不足の改善。

TOブックスの社風を教えてください

上の人たちがよく働きます。
徹底した成果主義なので、頑張れば、結構お金をもらえます。

TOブックスを一言で表現するなら？

エンタメバカなのに真面目。

入社前と入社後で感じたギャップは何ですか？

長年いるので、もうよくわかりません……。

1週間の仕事の時間配分を教えてください

原稿チェック：30%
あらすじ・イラスト・デザイン各種発注：15％
企画：20%
管理業務：10%
入稿作業：10%
原作窓口業務：5%
その他：10%

大好きな一冊は？

沢山あり、絞れません。

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